Microsoft Excel で、アマチュア無線用のQSLカードを印刷 できるようにしてみました。
無料配布していますので、欲しい方がいれば、どうぞ、お使いください。
御礼 記念局のQSLカード発行にもお使い頂きました。
印刷イメージは、こんな感じです。(下図をクリックで拡大)
写真より上(カードの上、約5分の3エリア)は、ログデータ表から、自動でデータが挿入されます。デザイン変更はできません。
写真以下(カードの下、約5分の2エリア)は、画像を貼り付けたり、文字を入力しておいたり、自由にデザインできます。
Microsoft Excel のマクロ(VBAプログラム)を利用しています。
マクロを有効(コンテンツを有効)にしないと動作しません。
マクロを有効にする方法は、こちらに書きました(Excel VBAノート)
ダウンロード(無料)
QSLカードプリント(アマチュア無線) Ver 1.1.0
ダウンロードはこちら QSL-Design6.zip 56KB
動作確認:
Excel 2003 , 2010, 2016
Windows 7 Pro , XP Home SP3
使用方法
1.ログの入力
QSL-Design6.xls ファイルを、マクロを有効(コンテンツを有効)にして起動します。
「log」シートが表示されます。(下図をクリックで拡大)
実際には、横にもっと長い表になっていますがブログ掲載上、省略しています。この表にQSLカードに印刷したいデータを入力します。
「log」シートに保護はかけていません。見やすいように列幅を変えても大丈夫です。ただし、見出し位置(行列の配置)は変えないでください。
データが増えると、表の罫線も自動で増えていきます。
データ入力の補助機能として、一つ前と同じデータが入るセルがあります。(年月日ほか)
年月日、リグ、自分の移動地など、同じデータの入力が続きそうなセルには、規定値として直前と同じデータ(一つ上のセルデータ)が自動で入り、なるべく入力の手間を省いています。詳しくは下の「5.ヘルプ」をご覧ください。
2.コールサインによるデータの抽出と解除
左上の小さなCallSign表にコールサインを入力して(表から値コピーしてもよい)、となりの「抽出」ボタンを押すと、目的のコールサインのデータだけが抽出表示されます。「解除」ボタンで解除されます。
3.QSLカードの印刷
「QSLカードの印刷」ボタンを押すと、「QSLカードの印刷」ダイアログボックスが表示されます。
ボタンを押す前に、印刷したい行を選択状態にしておくと、エクセルの行範囲が規定値として自動で入ります。
(7行目と8行目を選択状態にして「QSLカードの印刷」ボタンを押したのが下の図)
行番号は、変更可能ですので、印刷したい行番号を入力してください。
ダイアログボックの「印刷」ボタンを押すと、QSLカードが印刷されます。
QSLカード(葉書)サイズの用紙をプリンターに用意しておいてください。
4.QSLカードの確認とデザインの変更
「QSLカードの印刷」ボタンを押すと、「QSLカードの印刷」ダイアログボックスが表示されます。
ボタンを押す前に、確認に使用したい行を選択状態にしておくと、エクセルの行番号が自動で入ります。
(8行目を選択状態にして「QSLカードの印刷」ボタンを押したのが下の図)
「デザイン確認」ボタンを押します。
デザイン確認では、複数行を指定しても、最初の行データのみで確認します。
指定した行のデータがQSLカードに挿入された状態で、「card」シートが表示されます。(下図をクリックで拡大)
上部(カードの上、約5分の3エリア)は、ログシートから自動でデータが入ります。
上部はデザイン変更できませんが、文字のフォントは、行列幅が変わらない範囲で自由に変更しても大丈夫です。
下部(カードの下、約5分の2エリア)は、自由に文字入力したり、画像を貼り付けることができます。
住所を入力したり、移動地の写真を貼ったり、自由にデザインしてください。
画像の貼り付けは、エクセルのメニューバーより、「挿入」-「図」-「ファイルから」を選択して挿入できます。
行列幅が変わると印刷位置がくるいます。
逆に言えば、印刷位置が悪い場合は、行列幅の変更や印刷余白の変更で、印刷位置の微調整することも可能です。
5.ヘルプ
「ヘルプ」ボタンを押してください。「log」シートの表説明ほか、使用方法が簡単に書かれています。
「log」シートに入力する内容の説明や、入力補助機能として一つ上のデータが自動で入る項目も書かれています。(下図をクリックで拡大)
6.終了
「終了」ボタンをおします。
終了ダイアログボックスが表示されます。
保存して終了する場合は、「はい」ボタンを押します。
保存せずに終了する場合は、「いいえ」ボタンを押します。
終了をキャンセルする場合は、「キャンセル」ボタンを押します。
7.入力に役立つExcelの便利機能
表にデータを入力する際に、過去に入力したことがあるデータは、「Alt + ↓ 」キーでリスト表示されます。
同じ列にある連続データは、この方法でリストから選ぶことができます。
以上です
プログラムも、logシートも、cardシートも、保護をかけていません。(もし保護がかかっている場合は、解除して構いません。パスワードはかかっていません。)
log シートは見出しの位置を変えなければ、データが見やすいように列幅を変更したり、表示サイズを変更したり、自由にしてください。
大事なデータは、このファイルのみに保存することなく、QSLカードの印刷の為だけにお使いください。なんらかのトラブルで大事なデータを無くさないようにお気をつけください。データが紛失しても責任は負えません。必ずデータのバックアップをとってください。
手書きするよりは綺麗なカードができると思います。
このファイル(プログラム)を使用して発生したトラブルについて、一切責任は負いません。
プログラムに、バグやエラーを見付けた方は、コメントでお知らせください。
時間のある時に、修正したいと思います。
無料配布していますので、欲しい方がいれば、どうぞ、お使いください。
御礼 記念局のQSLカード発行にもお使い頂きました。
逓信省電気試験所125周年記念局「8J125ETL」
未来ICT研究所創立(NICT関西進出)30周年「8N30ICT」
電気通信研究所70周年局「8J1ECL」
印刷イメージは、こんな感じです。(下図をクリックで拡大)
写真より上(カードの上、約5分の3エリア)は、ログデータ表から、自動でデータが挿入されます。デザイン変更はできません。
写真以下(カードの下、約5分の2エリア)は、画像を貼り付けたり、文字を入力しておいたり、自由にデザインできます。
Microsoft Excel のマクロ(VBAプログラム)を利用しています。
マクロを有効(コンテンツを有効)にしないと動作しません。
マクロを有効にする方法は、こちらに書きました(Excel VBAノート)
ダウンロード(無料)
QSLカードプリント(アマチュア無線) Ver 1.1.0
ダウンロードはこちら QSL-Design6.zip 56KB
動作確認:
Excel 2003 , 2010, 2016
Windows 7 Pro , XP Home SP3
使用方法
1.ログの入力
QSL-Design6.xls ファイルを、マクロを有効(コンテンツを有効)にして起動します。
「log」シートが表示されます。(下図をクリックで拡大)
実際には、横にもっと長い表になっていますがブログ掲載上、省略しています。この表にQSLカードに印刷したいデータを入力します。
「log」シートに保護はかけていません。見やすいように列幅を変えても大丈夫です。ただし、見出し位置(行列の配置)は変えないでください。
データが増えると、表の罫線も自動で増えていきます。
データ入力の補助機能として、一つ前と同じデータが入るセルがあります。(年月日ほか)
年月日、リグ、自分の移動地など、同じデータの入力が続きそうなセルには、規定値として直前と同じデータ(一つ上のセルデータ)が自動で入り、なるべく入力の手間を省いています。詳しくは下の「5.ヘルプ」をご覧ください。
2.コールサインによるデータの抽出と解除
左上の小さなCallSign表にコールサインを入力して(表から値コピーしてもよい)、となりの「抽出」ボタンを押すと、目的のコールサインのデータだけが抽出表示されます。「解除」ボタンで解除されます。
3.QSLカードの印刷
「QSLカードの印刷」ボタンを押すと、「QSLカードの印刷」ダイアログボックスが表示されます。
ボタンを押す前に、印刷したい行を選択状態にしておくと、エクセルの行範囲が規定値として自動で入ります。
(7行目と8行目を選択状態にして「QSLカードの印刷」ボタンを押したのが下の図)
行番号は、変更可能ですので、印刷したい行番号を入力してください。
ダイアログボックの「印刷」ボタンを押すと、QSLカードが印刷されます。
QSLカード(葉書)サイズの用紙をプリンターに用意しておいてください。
4.QSLカードの確認とデザインの変更
「QSLカードの印刷」ボタンを押すと、「QSLカードの印刷」ダイアログボックスが表示されます。
ボタンを押す前に、確認に使用したい行を選択状態にしておくと、エクセルの行番号が自動で入ります。
(8行目を選択状態にして「QSLカードの印刷」ボタンを押したのが下の図)
「デザイン確認」ボタンを押します。
デザイン確認では、複数行を指定しても、最初の行データのみで確認します。
指定した行のデータがQSLカードに挿入された状態で、「card」シートが表示されます。(下図をクリックで拡大)
上部(カードの上、約5分の3エリア)は、ログシートから自動でデータが入ります。
上部はデザイン変更できませんが、文字のフォントは、行列幅が変わらない範囲で自由に変更しても大丈夫です。
下部(カードの下、約5分の2エリア)は、自由に文字入力したり、画像を貼り付けることができます。
住所を入力したり、移動地の写真を貼ったり、自由にデザインしてください。
画像の貼り付けは、エクセルのメニューバーより、「挿入」-「図」-「ファイルから」を選択して挿入できます。
行列幅が変わると印刷位置がくるいます。
逆に言えば、印刷位置が悪い場合は、行列幅の変更や印刷余白の変更で、印刷位置の微調整することも可能です。
5.ヘルプ
「ヘルプ」ボタンを押してください。「log」シートの表説明ほか、使用方法が簡単に書かれています。
「log」シートに入力する内容の説明や、入力補助機能として一つ上のデータが自動で入る項目も書かれています。(下図をクリックで拡大)
6.終了
「終了」ボタンをおします。
終了ダイアログボックスが表示されます。
保存して終了する場合は、「はい」ボタンを押します。
保存せずに終了する場合は、「いいえ」ボタンを押します。
終了をキャンセルする場合は、「キャンセル」ボタンを押します。
7.入力に役立つExcelの便利機能
表にデータを入力する際に、過去に入力したことがあるデータは、「Alt + ↓ 」キーでリスト表示されます。
同じ列にある連続データは、この方法でリストから選ぶことができます。
以上です
プログラムも、logシートも、cardシートも、保護をかけていません。(もし保護がかかっている場合は、解除して構いません。パスワードはかかっていません。)
log シートは見出しの位置を変えなければ、データが見やすいように列幅を変更したり、表示サイズを変更したり、自由にしてください。
大事なデータは、このファイルのみに保存することなく、QSLカードの印刷の為だけにお使いください。なんらかのトラブルで大事なデータを無くさないようにお気をつけください。データが紛失しても責任は負えません。必ずデータのバックアップをとってください。
手書きするよりは綺麗なカードができると思います。
このファイル(プログラム)を使用して発生したトラブルについて、一切責任は負いません。
プログラムに、バグやエラーを見付けた方は、コメントでお知らせください。
時間のある時に、修正したいと思います。